久々に映画の事を書きましょう、そうしましょう!
今回見たのは「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」です。
作品名:進撃の巨人 ATTACK ON TITAN/2015年
日本/99分
監督:樋口真嗣 /脚本: 渡辺雄介・町山智浩
原作:諫山創
音楽:鷺巣詩郎
主演:三浦春馬・長谷川博巳・水原希子・石原さとみ、他
あらすじ…
100年以上前、人間を捕食する巨人が現れ、人類のほとんどが食べられてしまった。
生き残った者たちは巨人の侵攻を阻止すべく巨大な壁を3重に作り上げ、壁の内側で暮らしていた。
「エレン」(三浦春馬)や「ミカサ」(水原希子)もそんな中の一人だった。
そんなある日、100年壊されなかった壁が巨人によって破壊されてしまう。
言わずも知れた有名漫画作品の実写映像化作品ですね…
この映画の前にはアニメにもなっていたので知ってる人も多いことでしょう。
私もとりあえず原作の漫画を多少読んでいましたし、アニメ版の出来の良さには感動した記憶がございます。
アニメ版では、あんなに絶賛されていたのに、何故に実写版は酷評されているのかが、
個人的にスゴクに気になっておりましたので、新作でちょっとお高い料金でしたがレンタルして参りました。
まだ、1回しか見てないので細かい事はよく分かりませんが、
一つ言える事は、監督さんもしくは脚本家さんは主人公の「エレン」が嫌い…というのが、透けて見えます。
マンガやアニメでの「エレン」と性格とかちょっと違うんだよね…。
(少なくとも原作では「エレン」は両親とは仲が良かったし、ちゃんと家の手伝いもしてた…「ミカサ」に手伝ってもらってけど…w)
原作では「エレン」というキャラがしっかり描かれてるからこそ読み手の感情移入が容易でグイグイ引き込まれてしまうんですよ…
(「全ての巨人を駆逐してやる!」などの台詞がカッコよく見えるのも「エレン」に感情移入してるからだよね)
主人公の性格が変われば、ストーリーも変わってしまうし酷評は、仕方のない事だと思われます。
でも、CGで表現された「巨人」たちは、不気味で良かったと思います。
戦闘シーンもCGでやるべきだったとも思いますが…(^^;
(14年前の映画「スパイダーマン」でもあれだけのスピード感があるのに…立体機動装置のスピード感の無さにはビックリです)
アニメの劇場版でも感じたんですけど、全体的に原作・TVアニメを1回見た人向けの作りになってますよね…
(例えば「サーシャ」が芋をかじるシーンが無いのに「芋女」って呼ばれるとか…さ。)
「エレン」たち第104期訓練兵団の訓練シーンや「ジャン」と「エレン」の巨人へ対する考え方とか、みーんなカットされてるし…(^^;
私は、ここら辺の友情物語が結構ツボだったんだけどなぁ…「ジャン」が憲兵団に入らずに調査兵団に入るとことか…
だから第104期訓練兵団から死人が出たときは「この世界は残酷なんだ」の台詞がグッときたんだよなぁ…
(CMでポンポンポンポン言ってんじゃないよ!安っぽくなるわw)
とりあえず、あと何回か見て後編を楽しみにしたいと思います。
(個人的には「デビルマン」や「キャシャーン」と同じ匂いがしてたまりませんがw)