・デザイナー:ドナルド・X・ヴァッカリーノ
・2008年
・推奨年齢:8歳以上/プレイ人数:2~4人対戦/プレイ時間:30分程度
【ルール】
「銅貨」「銀貨」「金貨」の「財宝カード」
「屋敷」「公領」「属州」の「勝利点カード」(2人なら8枚ずつ、3人以上は10枚ずつ)
「呪い」(マイナス点カード)(2人なら8枚、3人以上なら10枚)
そして10種類の「王国カード」の山を準備する。(各10枚)
(「王国カード」は基本セットなら26種類の中からランダムで選んでも良いし説明書に載ってる例に従っても良い)
各プレイヤーは「銅貨」7枚「屋敷」3枚の合計10枚のデッキからスタートします。
デッキから5枚を引いて手札にします。
各プレイヤーの手番で行えることはABCによって表すことができます。
①Action(アクション)…手札にある「アクションカード」を1枚使用できる。(使用しなくてもよい)
②Buy(バイ)…場にある「カード」を1枚購入することが出来る(購入しなくてもよい)
③Cleanup(クリーンナップ)…「残った手札」「使用したアクションカード」「使用した財宝カード」「購入したカード」等を「捨て札置場」に置きデッキから5枚引く。
この際、デッキが無くなり引けなくなったら「捨て札置場のカード」を良くシャッフルしてデッキとしてそこから引く。
(必ずABCを順番に行う…Buyの後にActionは行えない)
場の「属州」のカードの山、もしくは「その他のカード」の山の3つ(「呪い」も含む)が無くなった時点でゲームを終了する。
このとき各プレイヤーのデッキに含まれる勝利点の合計を計算し、最も勝利点の高いプレイヤーの勝利となる。
【感想】
最初に遊んだ時は「マジック・ザ・ギャザリング」風のイラストのせいか、戦闘は無いの?とか思ったんですけどね。
何度か遊んでいるうちに「手札で8点分(「属州」のお値段)の財宝カードを揃えるゲーム」というのを理解して
すっかり忘れていた感覚…デッキビルダーとしての感性をくすぐられてしまい
「コレはヤバい、楽しいゾ!」となってしまいました…orz
個人的に好きな戦略は「改築」を使った「わらしべ長者戦略」ですね。
「屋敷」を廃棄して「銀貨」を獲得し「銀貨」を廃棄して「公領」を獲得したり
「金貨」を廃棄して「属州」を獲得などの加速をする戦略です。
(「金貸し」で「銅貨」を廃棄しまくるのも好き「金貸し」は最後には「改築」で「金貨」に変える)
「マジック・ザ。ギャザリング」の時は、カードを買って増やさないと強いデッキは作れなかったりしましたが…
コレは、1セットで全種類入ってるわけですよ…なんて安上がりな…(w
でも拡張が10個も発売してるのよぉ
私が買ったのは基本セット第二版でエラッタもありましたが、メーカーさんが対応してくれるみたいなので発表を待ってますが…
(「商人」のカードの内容が間違っている。誤…「カードを購入+1」:正…「アクション+1」)
他の拡張セットも第二版として再販されないかなぁ…
と、いうくらいハマってしまってます。(<追記:『陰謀』『海辺』など再販決まったようです…2018.1月現在)
ロマンたっぷりなデッキビルダーには是非おススメな1品です。
※購入する際の注意点「基本セット」「基本セット第二版」「陰謀」以外には「財宝カード」「勝利点カード」「呪いカード」などが付属しておりませんので単体では遊ぶことが出来ません。
(『基本カードセット』っていう拡張セットには逆に「財宝カード」「属州カード」「呪いカード」のみが入ってます。コレも単体では遊べません。)
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by srhiro001
| 2018-01-22 09:00
| ボードゲーム