さて、先日の記事で書いたゲームを友人に見せた時に、こんな本を貸してもらいました。
「ダイスゲーム百科」というゲームデザイナーのライナー・クニツィア氏が書いた本でした。
世界各地で遊ばれている約140種類のゲームが紹介されていて、非常に面白かったです。
(内容の編集や翻訳などは若干読みにくかったけどね…)
ダイス(とメモ帳)で、こんなにも色々な遊び方が出来るものなのね…と驚きました。 <そしてサイコロの起源とかも気になったりしてw
ゲームの他にも出目の確率とかも詳細に書いてあって、ゲームを作る上でダイスを何個使ったら適正なのか…など難易度設定にも役に立ちそう!
実は、もう何個か作ったゲームには、この本を参考にしているものもあります。
大変良い本でございました。
友人には感謝であります。
追伸:今月末には「ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集」(2,268円)が発売になるそうです。
また貸してください。 <買えよw(自分ツッコミ)
ライナー・クニツィア氏以外にも色んなデザイナーさんが本を出されている様なので、その辺も追々手に入れて行こうと思っております。
【No.002】
思いついた時期…2019年2月ころ
プレイ人数:2~4人対戦
【アイデアのもと】
2018年の年末に某通販サイトで「インパクト」というゲームを見かけて超欲しい!って思ったんですよ。
記事にも書いたのですが、コレがあっという間に売り切れてしまったわけですよ…トホホ
そこで、ルール等を調べてたらどうやら「ストライク」のリメイクらしい…ということが分かったのですよ。
あ、「ストライク」なら遊んだことがあるぞ…しかもかなり好きなやつだぞ!
これプレイヤーが別々の色のダイスを振ってたらどんな感じになるかなぁ…という発想です。
色で敵味方が区別出来るようにしたら面白そうじゃんって…
そうなれば、戦争とか、なんかのスポーツ、剣と魔法、とか、分かりやすい設定があるといいなぁ
そういえば「ストライク」は、トレイが闘技場を模した奴だったよなぁ
「インパクト」はダイスの目が地水火風になってて精霊使い的な設定だったなぁ… <取ったダイスで特殊効果とか使えるんよ
「ダイスをトレイに投げ入れる」「同じ目のダイスを取れる」というルールは同じになっちゃうから
じゃあ、設定だけでもオリジナルなモノがいいなぁ…で思いついたのが「宇宙人」!
ダイスを「宇宙人」とかいう設定にしたら面白いかも…
そうすると相手の色のダイスは全て「敵性宇宙人」だな…
相手のダイスを取る(強制的に連れて帰る)ということは「アブダクション」か…
それなら相手ののダイスが再使用は出来ない事の理由にもなるぞ…
いっそゲーム名も「アブダクション」にするかな
そんなアホみたいな妄想と勢いから生まれました。
【用意するもの】
・色違いで各プレイヤーにダイス5個ずつ
・上とは別のもう一色のダイスをプレイヤーの人数分
・ダイストレイ(お菓子の箱などで代用可能です。)
【ルール】
●準備:「自分の色のダイス」5個と「別の色のダイス」1個を受け取ります。
全員が「別の色のダイス」をダイストレイに1つ置きます。
(好きな目で好きな場所に置いて下さい)
①手番では、持っている「自分の色のダイス」を1つトレイに投げ入れます。
(トレイにあるダイスにぶつかって目が変わってもOKです)
※トレイから飛び出したダイスは、ゲームから除きます。(失われます)
②トレイから2個以上同じ目が出ているダイスを全部取り「サイコロ置き場」に置きます。
※無い場合は取ることが出来ません。
※もし、全部のダイスを取る事が出来たら次の順番の人と交代します。
次の順番の人は、「持ってるダイス」と「サイコロ置き場のダイス」を全部をいっぺんに投げ入れなければいけません。
そのあと、2個以上同じ目が出ているダイスを全部取り「サイコロ置き場」に置きます。→次の順番の人と交代します。
※取ることが出来なかった場合は、脱落します。
③続けて、もう1つ投げてもOKですし、投げるのをやめてもOKです。
※持ってる分だけ繰り返すことが出来ます
④「サイコロ置き場」の上にある「自分の色のダイスだけ」を全部取ります。
※この時点でダイスが無い人は、脱落し負けとなります。
⑤次の順番の人と交代します。※①から繰り返します。
最後まで残っていた人が勝利者となります。
【実際に遊んでみた感想】
もともと「ストライク」は好きなゲームの1つなので
「そのまんまじゃないか!」と… <反省してます
でも、はじめに思いついたルールは
「ダイスをトレイに投げる」
↓
「合計が7の組み合わせを作って取る(理論上2個から7個取れる計算)」
↓
「ダイスをたくさん取れた人が勝ち」
みたいな感じだったんですよ… <知育ゲームとしては良さそうだけどね
コレが、パッと見て分かりにくい…orz <アカンやん
「同じ目(マーク)」これの視認性の良さに気付いたわけです。
「ストライク」や「インパクト」は、きっと、こういうところも考えて作られているのだなぁ…と改めてスゴイと思いました。
まぁ、ちょっとした違いと言えば「各プレイヤーが色違いになっている」という点
「相手のダイスは再使用出来ない」という点、くらいですからね…
もともとが面白いゲームですからねぇ…仕方ないですよねぇ…
しかし「相手の色のダイスを取る」というのは、ちょびっと気分がイイです。
今回も子供たちに何度か試していただきました。
ダイスを投げ入れてぶつけるのが楽しくなっちゃって、最後にはトレイの外にはじき出すゲームになってしまいましたが…w
でも、まぁ、そういうのが大事なのよ…
■オマケ画像
※画像は写真のLサイズと同じです(127mm×89mm)半分に切って(折って)カードスリーブ(65mm×90mm)などに入れると使いやすいです。
小さい子にも分かりやすいようにひらがな多めなのはご容赦くださいw
by srhiro001
| 2019-05-13 09:00
| ボードゲームを作ろう