今回は、色んな所に素材があるもんだなぁ…と、そんな事を思いながら作って見ましたよ
実は、私、100均が大好きなのです。
あそこは、イイ、大変イイ、変てこなモノが溢れてる…想像力が掻き立てられる。 <そして安い
(2時間くらい見て回れる)
ちなみに、私が作ってるゲームのルールやボードの大きさがカードサイズなのも100均で売ってるスリーブやファイルのせいです。
でも、この制限が意外とイイ感じなのよ…実は…
何故かといえば、文字数…ルールを説明する時に明確に伝わるように書かなきゃいけないわけですよ。 <コレが意外と難しい
一旦、つらつらとスマホのメモ機能で書くんですけど、あとでまとめるのが大変なのですよ。 <頭では、分かってるんだけどねぇ…
独りよがりにならないように、説明が抜けないように何度も何度も直しながら作ってます。
ボードに入ってる情報は、書かなくても察してもらえないかなぁ…とか、ここまで書かなくても良くない?みたいにね…
あとで「あ、勝利条件書いてないや!」とかなったりもします。
なので、ややこしいルールは作れません。 <最初から切り捨てていくスタイル
このブログでもよく出てくる感想「ルールが簡単」「常勝出来ない」たぶんコレが私が好きなゲームの指標なんだろうなぁ…と思っております。
(「マジック・ザ・ギャザリング」みたいな例外もありますけど…)
あと「運だけではないジレンマ」という要素が重要と考えております。 <まぁ、完全に運だけってのも面白いけどさ
【No.004】
思いついた時期…2019年3月
プレイ人数:2~4人対戦
【アイデアのもと】
「毒とワインとゴブレット」っていうゲームのレビューをどこかで見かけて「こういうアクション面白いなぁ」って思ったのです。 <遊んだことは無いです。
目の前のゴブレットにワインとか毒とか解毒剤のトークン入れて狙った人に毒が多く入ったゴブレットが行くようにゴブレットを交換して飲ませる…狙った人を殺せれば得点!
端的に説明するとそんな感じのゲームです。
ルールは、もっと単純に「トークンがいっぱい入ったゴブレットを取った人が勝ち」みたいなのでも面白いかも…と思ったのね。
まずは、100均に行って素材探し…
「ゴブレット」を「紙コップ」にしてみました… <安い奴
次に「トークン」に使える何かが無いかなぁ…ということで見つけたのが服飾コーナーにあった「ボタン」
「ボタン」がまたパステルカラーでキレイなので、ピーンと来ました。
「ミックスジュース」を作るゲームにしよう!ってね。
黄はバナナ、ピンクは桃、紫はぶどう…ということにしよう! <点数はどれも1点だけど、なんか味が想像出来そう
あと、手芸コーナーで見つけた「星型ビーズ」これも使ってみたいぞ…というわけでコレは2点の「蜂蜜トークン」にしちゃおう!
ちょっと、得点に幅を持たせたら面白いかも…「黒いボタン」も購入…コレは-1点の「黒酢」だ!
とか、勢いでバタバタと買ってまいりました。 <とにかく100均は、イイ素材がいっぱい売ってるぞ!
次は、コップをどう動かそうかと悩みました。
まず単純に「カード」を何枚か作ってみたんですよ。
そして、山札からランダムに公開する(「右回り」「対面と交換」とか)…というのをやってみたんですが…
やっぱり、狙って交換する方が面白いんじゃないかと思ってボツにしました。
今度は、ランダムじゃなくて手札何枚かから選んで1枚出すという方式にしました。
【用意するもの】
・コップ(フィルムケース)いくつかプレイヤー人数+1個くらい
・コマ…6個(果物)+2個(黒酢)+2個(蜂蜜)をプレイヤーの人数分
・カード(ジャンケン方式でやれば必要ないです)
【ルール】
①全員が自分の前にあるコップにコマを1つだけ入れます。
(どのコマでも構いません見られない様に入れましょう)
※コップのなかをのぞいてはいけません。
②全員同時に手札のカードから1枚えらんで出します。
③カードに書かれている数だけコップを時計回りに、コップをとなりの人に渡します。
※カードはもどします。
④全員のコマがなくなり、コップを回したら、その時に自分の前にあるコップを取って飲みます。 <ホントに飲まない様に注意!
※得点を計算します。
・黒酢コマ(-1P)・果物コマ(+1P)・蜂蜜コマ(+2P)
一番甘いジュースを飲んだプレイヤーが勝利者となります。
【実際に遊んでみた感想】
いやぁ、実際に子供たちに試してもらったんですけど、ボタンコマは気に入っていただけたようです。
出来たジュースが何の味なのか説明してくれる子もおりました。
何度か遊んでいるのを見て、失敗した部分が何個か分かりました… <反省
まず「紙コップ」…これは、ついつい覗いて見ちゃいますねw
そして「カード」を使ってのコップ交換です。
これは、意外と面倒くさい、というか小さい子だと「コマを隠し持ちながらカードを選んで出す」これが出来ないのよ。 <手も小さいしね
なによりゲームのテンポが悪いんだよね。
なので、下の様に改良してみました。
・「紙コップ」→「フィルムケース」 <中身が見えにくいぞ
・「カード」→ジャンケンの要領で0、1、2と指を出す方式 <テンポが良くなる
これが、思わずパーを出す子が続出なわけですが…まぁ、それでも回転数が増えるだけなのでイイと思うけどね
子供たちと一緒に得点計算をするのは、足し算引き算の練習にもなるし結構楽しかったです。
■Ver.1
■オマケ画像
※画像は写真のLサイズと同じです(127mm×89mm)半分に切って(折って)カードスリーブ(65mm×90mm)などに入れると使いやすいです。
小さい子にも分かりやすいようにひらがな多めなのはご容赦くださいw
■こういうの使ってもイイと思う↓↓↓↓↓↓
by srhiro001
| 2019-05-24 09:00
| ボードゲームを作ろう