漫画にしてもゲームにしても、まず模写やマネから入るもんだと思うわけです。
でも、知らずに似てしまう事があったりして、そういうところも創作の面白いところだと思うのですよ。
■お題「お姫様」で描いたやつ
お店に来る子供たちの目の前で、よく絵を描いて見せる事があるのですが「コレ何のキャラ?」って聞かれて困る場面が多いです <私は模写が苦手
「自由にキャラを創作して描いても良い」という事に気づいていない子が意外と多い、この辺りも現代っ子思考かな?と思う事があります。
(最近の風潮で、すぐに「〇〇に似てる」「〇〇のパクりだ」とか言っちゃう人がおりますが、この発言が才能を潰してると思うんですよね…)
時々、お店で子供たちから「絵を描きたいから紙とペン貸して」と言われることがありまして、お題を求められる事があるんですよ…
そういう時は「海賊」とか「お姫様」とか、抽象的なお題を出すのですが、大体「難しい」とクレームが入ります。
子供たちにしてみれば「シンデレラ」とか「仮面ライダー」とかキャラクターを言ってほしいのでしょうが…
(たまに一緒に描いてみて「たしかに難しい」ってなる事もありますがw)
出来た絵を見て、私が言う事は「よく描けてるね」「イイ色だね」とか「頑張って描いたね」そんな感じなのですが、子供たちの目が生き生きしてくるのが分かります。 <冗談で「この余白がイイねぇ」とか言ったことがある(適当すぎて怒られたけどw)
その後に「この子は、どんな子なの?」とか、バックストーリーを聞いてみたりします。
意外と色々話してくれて楽しいのです。 <困っちゃう子もおります。
まぁ、なんかのキャラだった場合は、その説明をしてくれるわけですが…それもまた良し!
ちょっと、話が飛躍しすぎですが、想像したものを出力するのって慣れないと難しい…という事です。
うまく出力するには、それを面白がってくれる相手が必要なのですよ。 <何度も挑戦したくなる。
つまりは、相手が面白がってくれれば下手でも失敗しても全然平気なわけですよ。
そういえば、小学生の時、友人とウルトラマンの漫画を描いては、見せ合っていたっけなぁ…(遠い目)
(スペシウム光線だけは色鉛筆で塗ってたなぁ…あと、すぐに警備隊の基地が爆発してたw)
【No.005】
思いついた時期…2019年5月
プレイ人数:2~4人対戦
【アイデアのもと】
以前、記事で書いた「ダイスゲーム百科」(ライナー・クニツィア著)にあったゲームで
「手番では何度でもダイスが振れる、6の目が出たらコインが貰える…1が出たらそれまで稼いだコインを全部返す」的なゲームがありまして…
「6が出たらコインを貰える」というのが面白いよね…と思ったのです。
更に、このコインを使ってなんか出来ないかなぁ~と考えたのが「出目+1」とか「裏返す」という「王への請願」というゲームのアクションみたいなのが面白いんじゃないかと…
じゃあ「王への請願」みたいに最終的に6をいっぱい集めたら勝ちってのがイイかな…なんてね。
最初のイメージとしては、長い剣がボードに描いてあってスロットに「魔石(ダイス)」をはめ込んでいく…(仮面ライダーOOOのメダジャリバー(剣)みたいな感じ)
で、全部のスロットが埋まったとき、勇者になれる…
そんな感じのをイメージしていたんですよ…
でもまぁ、いつもの大きさのボードにダイスなのでどう頑張っても5個しか並ばないわけで今回は普通に置くことになってしまいましたが…
(タテに繋げばイイのかしら)
【用意するもの】
・ダイス…プレイヤー人数×10個
・コイン…プレイヤー人数×10枚くらい
・ボード
【ルール】
■準備…各プレイヤーはダイスを5個受け取ります。
場にプレイヤー人数×5個のダイスを置きます。
手番では持ってるダイスを全部振ります。
出目を確認してAかBのどちらか、または両方を行います。
A:6の目の数分のコインを受け取ります。
※Aでコインを貰ったダイスはボードに置けません。
B:6の目のダイスをボードに置きます。(コインを使って6の目にしてもOKです。)
※Bでスロットに置いたダイスはコインを貰えません。
※手番中ならばいつでもコインを使う事が出来ます。
■コインの効果
コインを支払う事で下記の効果が得られます。
1枚…1個振り直し
2枚…出目+1(1個のダイスにつき1回だけ)
…ダイス+1個(手持ちのダイスが1個増えます)
5枚…ダイス1個を裏返す
7枚…6確定(場または手持ちのダイスを1個ボードに置く※このダイスは振らない)
勝利条件:ボードに6の目を10個揃えた人が勝利者です。
【実際に遊んでみた感想】
いくつかルールに書き忘れたことがあります。
・持てるダイスは、ボードと手元を合わせて10個までです。
・途中で手元のダイスが無くなってしまった場合は脱落します。
これが無いと、どうしようもない状況になります…
実際に遊んでみないと気づかないもんですね
そして、ルールとは関係ないけど意外と6が出ないw <私だけ?
でも、コインにするかボードに置くかのジレンマは若干感じられる…はず。
ボードに置くと次に振るダイスが減っちゃうからね…
最後の1個の時に6コインあれば3分の2の確率でクリア出来ます。(出目3と4はどうしようもないです)
5コインで2分の1…2コインで3分の1…という感じで確率を考えてコインの使用枚数を決めて見ました。
(どのタイミングでボードに置き始めるのかを見極めないとコインが足りなくなったりして大変な事になります。)
■オマケ画像
※画像は写真のLサイズと同じです(127mm×89mm)半分に切って(折って)カードスリーブ(65mm×90mm)などに入れると使いやすいです。
小さい子にも分かりやすいようにひらがな多めなのはご容赦くださいw
※尚、ルールや画像は、営利目的での転用・転載は禁止とさせていただきます。 <逆に面白くアレンジして使ってください
(自分たちで遊ぶだけなら全然OKですからね。)
by srhiro001
| 2019-05-31 09:00
| ボードゲームを作ろう